ニュース HOME > ニュース > 「悩み」に対する戦略を知らない者は若死する〜茶教勉強会〜 2022/1/31 「悩み」に対する戦略を知らない者は若死する〜茶教勉強会〜 D・カーネギー著『道は開ける』Part1「悩み」に対する戦略を知らない者は若死する 今回のテーマは「悩み」誰しも一つくらいは悩みを抱えて生きているのではないでしょうか。そんな悩みを解決する方法を指南してくれるのが、D・カーネギー著の『道は開ける』です。悩みで心が蝕まれているときにこれを読めば心が軽くなり、前向きになる力を得ることができる本だと思います。 今回は悩みに対処する基本的な方法を2つ紹介しました。一つ目は『今日、一日の区切りで生きよ』私たちが何かに悩む時、その悩みの根源にあるのは未来と過去です。「もし、こんなことが起きたらどうしよう」「あの時、こうしておいたらよかった」など未来や過去の出来事に思い悩み、現在を傷つけているのです。悩むことで物事が解決するのならばどれだけでも悩みますが、たいてい悩むだけ時間の無駄であることが多いです。そんな風に悩みに振り回されない方法が「今日、一日の区切りで生きよ」です。当然私たちの生きることができるのは、目の前の「今」だけです。膨大な過去に生きることもできないし、まだ見ぬ未来に生きることもできないのです。だから、私たちは自分が生きられる時間、すなわち、「今日」という一日生きるだけで満足しようと意識することです。それは決して、明日以降の準備をしない、という意味ではありません。一日一日をしっかり考え行動した日々は、必ず自分を大きく成長させてくれるはずです。今をしっかり生きることが、未来をいい方向に変えるきっかけになると言えるのではないでしょうか。 二つ目は『悩みを解決するための魔術的公式』誰しも自分に何かつらいことが起きた時、その現実から目を背けたくなるものです。ただつらい現実はもう既に起こってしまったことなので、それをなかったことにはどうやってもできません。つらい事実から目を背けても悩みが解決しないのであれば、どうするべきか。それは「困難な状況を受け入れること」そして具体的にどのように困難な状況を受け入れて、悩みを解決していくかといえば、「悩みを解決するための魔術的公式」を使うことだとカーネギー氏は言います。この公式はとてもシンプルな3つのステップです。 ステップ1 現状を分析し、「最悪の事態」は何かを考えるステップ2 最悪の事態を心の中で受け入れる準備をするステップ3 最悪の事態を好転させるため、今できることにエネルギーを集中する このステップ1の「現実を直視する」のが、何よりも重要な最初の一歩です。「なんとなく怖い」は、怖いものの中でも一番怖いと思います。だから不安や恐怖のもとである事実を直視し、分からないものを「明確にする」ことで、それだけでも少しは心が落ち着き、怖さを半減させることになります。そして、その事実がもたらす「最悪の事態」を予測します。「最悪でもこうなのだ。でも、命までは取られないよね」というように、最悪のことを考えると安心するのです。 ステップ2では最悪の事態が起きても受け入れる覚悟をもつこと。最悪の事態になったとしても「しかたがない」「かまわない」「その時はその時」などと受け止めることができれば、さらに心が落ち着くとともに、平常心や思考力を持つことができます。そして前向きに考えられる思考力やエネルギーを取り戻せるのです。 ステップ3では最悪の事態を少しでも好転させるべく、エネルギーと時間を集中して、「具体的行動」を取っていきます。ここで大事なことは、自分のできる行動にフォーカスすること。自分のコントロールできることに時間とエネルギーを注力するのです。これが「悩みを好転させる」唯一の方法だということです。 悩みの種は予想だにしないかたちで降りかかってきます。ただこれについて何だかんだ言っても、現状は変わりません。だから目の前に出てきた問題は、自分に解決できる問題なのだと考えることだと思います。今の時点ではそう思えなかったとしても、それでも“神は乗り越えられる試練しか与えない”のです。『道は開ける』から対処法を学び、少しでも前向きに自分のできることをして、悩みを早期に解消できるようにしたいものです。『道は開ける』の中で私たちの欠点は「無知ではなく無為」だとカーネギー氏は言います。茶教勉強会は、「知行合一」をモットーに、知識を得るだけでなく実践につなげていき、人格として身につけることを目的としています。学びを深め、学んだことを実践することで美しさは培われます。そうして得られた美しさは自身の幸せ、ひいてはみんなの幸せにつながると確信しています。そんな美しい人を目指してテーブルスタイル茶道では心のあり方を学びながら、お互いを高め合う活動を行っています。ぜひ茶教勉強会にご参加ください。皆さんと一緒に豊かな生き方を追求できたらと思っています。月に一回、椿の会本部(名鉄鳴海駅 徒歩5分)にて開催しております。ご新規様は1,000円にてご参加いただけます(zoomでのご参加も可能です)。お申込みお待ちしております。 椿の会テーブルスタイル茶道 副代表 久野 麻理
D・カーネギー著『道は開ける』Part1
「悩み」に対する戦略を知らない者は若死する
今回のテーマは「悩み」
誰しも一つくらいは悩みを抱えて生きているのではないでしょうか。
そんな悩みを解決する方法を指南してくれるのが、
D・カーネギー著の『道は開ける』です。
悩みで心が蝕まれているときにこれを読めば心が軽くなり、
前向きになる力を得ることができる本だと思います。
今回は悩みに対処する基本的な方法を2つ紹介しました。
一つ目は『今日、一日の区切りで生きよ』
私たちが何かに悩む時、その悩みの根源にあるのは未来と過去です。
「もし、こんなことが起きたらどうしよう」
「あの時、こうしておいたらよかった」
など未来や過去の出来事に思い悩み、現在を傷つけているのです。
悩むことで物事が解決するのならばどれだけでも悩みますが、
たいてい悩むだけ時間の無駄であることが多いです。
そんな風に悩みに振り回されない方法が「今日、一日の区切りで生きよ」です。
当然私たちの生きることができるのは、目の前の「今」だけです。
膨大な過去に生きることもできないし、
まだ見ぬ未来に生きることもできないのです。
だから、私たちは自分が生きられる時間、すなわち、
「今日」という一日生きるだけで満足しようと意識することです。
それは決して、明日以降の準備をしない、という意味ではありません。
一日一日をしっかり考え行動した日々は、
必ず自分を大きく成長させてくれるはずです。
今をしっかり生きることが、
未来をいい方向に変えるきっかけになると言えるのではないでしょうか。
二つ目は『悩みを解決するための魔術的公式』
誰しも自分に何かつらいことが起きた時、
その現実から目を背けたくなるものです。
ただつらい現実はもう既に起こってしまったことなので、
それをなかったことにはどうやってもできません。
つらい事実から目を背けても悩みが解決しないのであれば、どうするべきか。
それは「困難な状況を受け入れること」
そして具体的にどのように困難な状況を受け入れて、
悩みを解決していくかといえば、
「悩みを解決するための魔術的公式」を使うことだとカーネギー氏は言います。
この公式はとてもシンプルな3つのステップです。
ステップ1 現状を分析し、「最悪の事態」は何かを考える
ステップ2 最悪の事態を心の中で受け入れる準備をする
ステップ3 最悪の事態を好転させるため、今できることにエネルギーを集中する
このステップ1の「現実を直視する」のが、何よりも重要な最初の一歩です。
「なんとなく怖い」は、怖いものの中でも一番怖いと思います。
だから不安や恐怖のもとである事実を直視し、
分からないものを「明確にする」ことで、
それだけでも少しは心が落ち着き、怖さを半減させることになります。
そして、その事実がもたらす「最悪の事態」を予測します。
「最悪でもこうなのだ。でも、命までは取られないよね」というように、
最悪のことを考えると安心するのです。
ステップ2では最悪の事態が起きても受け入れる覚悟をもつこと。
最悪の事態になったとしても「しかたがない」「かまわない」
「その時はその時」などと受け止めることができれば、
さらに心が落ち着くとともに、平常心や思考力を持つことができます。
そして前向きに考えられる思考力やエネルギーを取り戻せるのです。
ステップ3では最悪の事態を少しでも好転させるべく、
エネルギーと時間を集中して、「具体的行動」を取っていきます。
ここで大事なことは、自分のできる行動にフォーカスすること。
自分のコントロールできることに時間とエネルギーを注力するのです。
これが「悩みを好転させる」唯一の方法だということです。
悩みの種は予想だにしないかたちで降りかかってきます。
ただこれについて何だかんだ言っても、現状は変わりません。
だから目の前に出てきた問題は、
自分に解決できる問題なのだと考えることだと思います。
今の時点ではそう思えなかったとしても、
それでも“神は乗り越えられる試練しか与えない”のです。
『道は開ける』から対処法を学び、少しでも前向きに自分のできることをして、
悩みを早期に解消できるようにしたいものです。
『道は開ける』の中で私たちの欠点は
「無知ではなく無為」だとカーネギー氏は言います。
茶教勉強会は、「知行合一」をモットーに、
知識を得るだけでなく実践につなげていき、
人格として身につけることを目的としています。
学びを深め、学んだことを実践することで美しさは培われます。
そうして得られた美しさは自身の幸せ、
ひいてはみんなの幸せにつながると確信しています。
そんな美しい人を目指してテーブルスタイル茶道では心のあり方を学びながら、
お互いを高め合う活動を行っています。ぜひ茶教勉強会にご参加ください。
皆さんと一緒に豊かな生き方を追求できたらと思っています。
月に一回、椿の会本部(名鉄鳴海駅 徒歩5分)にて開催しております。
ご新規様は1,000円にてご参加いただけます(zoomでのご参加も可能です)。
お申込みお待ちしております。
椿の会テーブルスタイル茶道 副代表 久野 麻理