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2024/5/28

尊敬される人、愛される人になる~茶教勉強会~

尊敬される人、愛される人になる

 

 ―人は強みで尊敬され、弱みで愛される―

 

今まで、尊敬を高めることが仕事も人生もうまくいく方法だと思っていた私。

いつもどこかで見栄を張り、完璧に見せることを必要以上にしていました。

それはきっと、自分の弱さからくる自信のなさを、

人からの尊敬を感じることで埋めようとしていたんだと思います。

でも、娘が心の病気になって、自分の弱さを隠しきれず、

自分一人じゃもう無理!というところまできたとき、この言葉に出会いました。

 

「人は強みで尊敬され、弱みで愛される」

 

仕事も人生もうまくいくようにするには、「尊敬」という一軸ではなく、

「愛される」というもうひとつの軸が必要なことを教えてもらいました。

愛されるという軸をつくる。そのためには弱さを見せること。

 

これまでの企業しかり個人しかり、完璧なメッセージを出し続けてきました。

でも私たちはいつからか、完璧なメッセージには心が動かなくなり、

逆に頑張っているけどぜんぜん完璧じゃなく、

人間臭くて、欠点のあるものに強く共感し、

応援したい気持ちを持つようになってきたと思います。

 

経営の神様である松下幸之助さんも、

「ビジネスマンにとって何がいちばん大事ですか」と問われたとき、

こう答えています。

「愛されることでんな。」

 

長所は誰かの短所をうめてあげることで喜んでもらえる。

短所は誰かの長所を活かすことだから、その人を喜ばせることができます。

人生も仕事も、誰かの強みが誰かの弱みを相互補完することで、

うまくいくのです。

どちらもあるから、自分も相手も喜びがあるのです。

 

―尊敬されて愛されるための10カ条―

 

 

一、       謝る

二、       器の小ささを認める

三、       責任を負える

四、       面白がる心を持つ

五、       自分の知識を共有できる

六、       約束を守る

七、       見えない所でも力を尽くす

八、       素直な心を持つ

九、       感謝と怖れを持つ

十、       私利私欲にとらわれない

 

 

【4、面白がれる人】

日本では、学校でも職場でも、長所を伸ばすより、

短所を改善しようとする傾向があります。

でも短所は簡単には改善しません。

だからむしろ短所は魅力であると認識した上で

アピールする方が実行しやすいと思います。

しかもそうすることで、笑いを生み出し、人から愛される存在になるのです。

 

たとえ苦しい状況が変わらなくても、捉え方次第で変えられることができる。

面白いことがなくても、面白がることはできるのです。

ときに面白がることに抵抗感を覚えたり、

そんな気になれないこともあるかもしれないけれど、

面白がるって感覚でいると不思議とすんなりと心が和らぎ、

それは周囲も和ませることができる。

そんな面白がる人からは芯の強さと優しさを感じます。

【素直な心の人】

松下幸之助さんは、「素直な心の初段を目指せ」と

新入社員に言っていたそうです。

素直な心というのは、何か一つのものにとらわれたり、

一方に片寄ったりしない心であり、いわゆる私心なく、

ものごとをありのままに見る心をいいます。

例えば嫌な人と仕事をしなきゃいけなくても、嫌いとかは一旦おいて、

「相手の言動の裏にある思いは何か」

「好きじゃないけど、言ってることは理解できる」という感じで、

なるべく私心を抜いた目で見るようにするのです。

私心で判断して排除せず、

なるべく受け入れようとする広く大きな心をもつことが、

素直な心を持つということなのです。

 

 

茶教勉強会は、「知行合一」をモットーに、

知識を得るだけでなく実践につなげていき、

人格として身につけることを目的としています。

学びを深め、学んだことを実践することで美しさは培われます。

そうして得られた美しさは自身の幸せ、

ひいてはみんなの幸せにつながると確信しています。

そんな美しい人を目指してテーブルスタイル茶道では心のあり方を学びながら、

お互いを高め合う活動を行っています。ぜひ茶教勉強会にご参加ください。

皆さんと一緒に豊かな生き方を追求できたらと思っています。

 

月に一回、椿の会本部(名鉄鳴海駅 徒歩5分)にて開催しております。

ご新規様は1,000円にてご参加いただけます(zoomでのご参加も可能です)。

お申込みお待ちしております。

 

椿の会テーブルスタイル茶道 副代表 久野 麻理

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